筋肉痛の原因・解消ガイド TOP → 筋肉痛と間違えやすい病気 アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎
アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎
アキレス腱炎は、アキレス腱自体が細かな部分断裂によって炎症を起こした状態のことをいい、アキレス腱周囲炎はアキレス腱の周囲にある結合組織が炎症を起こした状態のことをいいます。
これら2つの疾患は病態などは異なりますが、症状などはとても似ています。
どちらも痛みや腫れを伴います。
稀に痛みが原因で、脚釘の運動障害などが出ることもあります。
アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎になった場合は疾患の原因となった運動を止めるようにして、薬物療法を行うことになります。
一般的には、非ステロイド系抗炎症剤を短期間の間処方することになります。
リハビリとして、温熱療法やストレッチなども行われます。
痛みが酷い場合はステロイドの注射をしたり、ギブスなどで炎症した箇所を固定することもあります。
基本的に手術は行われませんが、薬物治療などをしても症状が中々改善されない場合や、スポーツ活動に早く復帰しなくてはならない場合などは手術を行うことになります。
アキレス腱やその周囲が痛む場合は、アキレス腱またはその周囲が炎症していることがあります。
その場合は運動をしばらく中止して、ふくらはぎのストレッチングを行うなどしましょう。
痛みがあるのに無理をして運動を続けると大変なことになります。
そして早期の治療を行うために、出来るだけ早く病院に行って診てもらうようにして下さい。
アキレス腱炎などは早期に適切な治療を行えば、そこからの治りは早くなります。
そのため適切な治療を行うことがとても大切なのです。
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