筋肉痛の原因・解消ガイド TOP  → 筋肉痛のキホン 何故筋肉痛になるのか

何故筋肉痛になるのか

筋肉痛の一番の原因は、筋肉組織の部分的な損傷や炎症になります。
激しい運動をすると筋繊維や結合組織などが損傷することになります。
その損傷を修復しようとカリウム、ブラジキニン、ヒスタミンなど、痛みの出る物質が神経を刺激したり、炎症を起こしたりして痛みが出るのです。

また筋肉というのは脳からの信号によって伸縮し、それによって複雑な動きをしたり、強い力を生み出すことができます。
そのため多くのエネルギーが必要で、糖分や脂肪分を燃やして燃料にしています。

スポーツなどで運動をするとエネルギーが消費されて、酸素や栄養を供給する血流が不足してしまいます。
それにより痛みを受ける神経が敏感になるので、大量のエネルギーの燃えカスである老廃物や乳酸が体内に蓄積されます。
それが筋肉などを刺激するのです。

この刺激によって、筋肉に痛みや腫れ、熱を感じる症状が筋肉痛です。
日常生活でも乳酸というのは作られていますが、通常はそれほど多い量ではないので、血液が回収して体外へ排出することが出来ます。

しかし運動をすることによって血液が回収できる量を上回る乳酸が作られるので、血液中に残ってしまいます。
乳酸が溜まると筋肉が固くなってしまうので、スムーズに伸縮をすることが出来なくなって痛みや炎症を引き起こすことになるのです。

また筋肉痛は、必ず筋肉だけに原因があるとは言えません。
筋肉に繋がっている腱や、腱が骨にくっついている部分に炎症が起こっているときでも痛みが出ることがあります。



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